子役オーディションに受かる方法は？親ができるサポートのポイント
お子様が子役を目指す場合、親として同じ夢を共有しながらサポートしていきたいと考える方は多いでしょう。
子役オーディションには種類があり、合格までの流れや難易度も異なるため、事前に知っておくことが大切です。
今回は、子どものオーディション合格に向けて親として具体的に準備すべきポイントや、どうサポートすべきかをわかりやすく解説していきます。
子役におすすめの芸能スクールも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
子役オーディションとは
子役オーディションには大きく分けて2種類あります。
- 公募の配役オーディション
- 芸能事務所のオーディション
種類の違いを知ることで、お子様に合った子役へのルートが見えてきます。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
公募の配役オーディション
公募の配役オーディションは、事務所に所属していない子どもも含めて、ドラマやCM、雑誌などの出演者を選抜するオーディションです。
経験や実績がなくても条件に当てはまれば誰でもチャレンジでき、合格すれば出演のチャンスに直結します。
一方で、多くの応募者が集まるため、倍率は高くなる傾向にあります。
経験者も応募していると難易度はぐっと高まりますが、力試しとして受けてみるのも良いでしょう。
芸能事務所のオーディション
芸能事務所のオーディションは、事務所への所属を前提として行われます。
合格者は事務所のレッスンやサポートを受けながら、映画やドラマなどへの出演につながる情報やチャンスを得やすくなります。
事務所に所属することで得られるメリットは、以下のとおりです。
- ・一般には公開されないオーディションを受けられるチャンスがある
- ・それぞれの子どもの個性を理解した上でマネジメントしてもらえる
初めての場合はハードルが感じるかもしれませんが、入所が叶えば子役への道が大きく開けるでしょう。
子役オーディションの流れ
以下は、子役を目指す多くの子どもが挑戦する芸能事務所のオーディションの流れです。
- 芸能事務所の情報を集める
- 芸能事務所のオーディションにエントリーする
- 書類審査
- 面接
- 実技審査
- 合格発表・入所手続き
事務所によって細かな違いはありますが、全体像を知っておくことで、どのような準備が必要かイメージしやすくなります。
芸能事務所の情報を集める
子役を目指す場合、まずは芸能事務所について調べることから始めます。
芸能事務所と言っても、ドラマや映画に強かったり、CMやモデル案件が中心だったりと、それぞれ特色が異なります。
所属したい事務所を選ぶ際は、以下を参考にしてください。
- ・オーディションの応募条件・審査内容
- ・入所後のレッスン内容
- ・事務所のサポート体制
- ・実際に所属している子役の実績や口コミ
いくつかの事務所を比較しながら、お子様の性格や希望に合う事務所を探してみましょう。
芸能事務所のオーディションにエントリーする
応募したい事務所が決まったら、次のステップはオーディションへのエントリーです。
多くの事務所は公式サイトからWEB応募が可能ですが、郵送やLINEで応募できる場合もあります。
応募要項をしっかり確認し、必要書類や写真、応募締め切りなどを確認し、漏れがないように準備しましょう。
書類審査
子役オーディションにエントリーしたあとは、書類審査が行われます。
書類審査では主に、写真、応募動機、自己PR文が見られます。
応募者の第一印象を左右し写真は、容姿だけでなく個性の確認も行われる傾向です。
応募動機、自己PR文では、個性や特技、意欲はもちろん、お子様が小さい場合は保護者のサポート体制が注目されることもあります。
多くの応募者の中から審査が行われるため、簡潔で伝わりやすい文章が審査員の印象に残りやすくなるでしょう。
面接
子役オーディションの書類審査を通過すると、次に面接があります。
内容は事務所によって異なりますが、一般的には志望動機や自己PR、質疑応答などが中心になります。
事前に練習できる部分であるため、個性をアピールできるよう、事前に練習をしておくことが大切です。
親子面接を取り入れている事務所も多く、保護者の考え方や、お子様の性格や普段の様子などを聞かれることもあります。
緊張感のある環境ではありますが、普段通りに振る舞えるようサポートしてあげましょう。
実技審査
面接に加えて、子役オーディションでは実技審査が行われることがあります。
実技の内容は様々ですが、カメラテストや簡単な演技、歌やセリフ読みなどが一般的です。
課題は事前に伝えられることもあれば、当日に即興で行われることもあります。
事前準備は大切ですが、練習をしすぎて力が入りすぎないよう、自然体の魅力が伝わることもポイントです。
合格発表・入所手続き
審査後に結果が通知され、合格した場合は入所手続きに進みます。
宣材写真の撮影や今後のスケジュール確認などを行い、本格的に子役としての活動が始まります。
子役オーディションに合格するためのポイント
オーディション前に親がサポートできるポイントについて紹介します。
- ・魅力が伝わる写真
- ・わかりやすい自己PR
- ・基本的なマナー
- ・親のサポートも重要
芸能事務所の子役オーディションは、子役として活動をスタートするための第一歩です。
多くの応募者の中から合格をつかむには、限られた審査時間の中でその子らしさをしっかりと伝えることが大切です。
親子で準備を進めていくことで、お子様も自然体のまま力を発揮しやすくなります。
魅力が伝わる写真
子役オーディションの審査で最初に見られる書類が、写真です。
写真は第一印象に大きな影響を与えるため、以下に注意して選びましょう。
- ・その子らしさが伝わる自然な写真
- ・表情や全身がはっきり写り、自然な笑顔が見える写真
- ・お子様自身の印象を高めてくれる、ナチュラルな色味の服装
スタジオで撮影してもらうと、プロの技術で魅力を引き出してもらえるため、クオリティは高くなります。
一方で、セルフ撮影は普段の表情が出やすく、リラックスした姿を表現できるというメリットがあります。
どちらも良さがあるため、お子様に合った方法を選ぶと良いでしょう。
わかりやすい自己PR
子役オーディションでの自己PRは、志望動機とは区別して書きましょう。
短い審査時間の中で印象を残すための自己PRの書き方のポイントは、以下のとおりです。
- ・具体的で簡潔な内容にまとめる
- ・アピールポイントは1つに絞り、いくつも書かない
- ・面接で聞かれたい内容を書く
- ・子どもが小さい場合はおやがサポートする
- ・ネット上にある見本のコピペはしない
「頑張り屋です」「まじめな性格です」といった抽象的な表現だけでなく、短いエピソードを添えることで、人物像がイメージしやすくなります。
基本的なマナー
子役として芸能界で活躍する上で、人との関わりは必要不可欠です。
そのため、オーディションでは演技力や特別なスキル以上に、挨拶や笑顔など、基本的なマナーができているかが重視されることも少なくありません。
現場でスタッフや共演者と良い関係性を築くことで、継続的な出演にもつながりやすくなります。
本番で緊張してしまうかもしれませんが、日頃から家族とのコミュニケーションや習慣を大切にすることで、自然な振る舞いができるようになるでしょう。
親のサポートも重要
子役オーディションは、子どもが主役です。
とはいえ、まだ自分で準備ができない年齢の場合、親のサポートは欠かせません。
特に、芸能事務所では子どもだけでなく保護者の姿勢も見られる傾向です。
芸能活動と学業を両立して行うため、継続的にレッスンや現場に向き合えるか、子どもの気持ちに寄り添えるかなども事務所の判断材料となります。
陰で支える役割として、お子様が自信を持って取り組める環境を整えてあげることが大切です。
子役を目指すなら芸能スクールがおすすめ
子役を目指すなら、まずは芸能スクールに通うことがおすすめです。
子役オーディションは、未経験でも挑戦できるチャンスがありますが、実際に子役として活躍するためには、演技や表現力などの基礎スキルが大きな強みになります。
オーディションによっては倍率が高くなることもあるため、合格率を上げるには準備や対策がかかせません。
芸能スクールには、以下のメリットがあります。
- ・お子様の年齢やレベル、個性に合わせた、プロによるレッスン
- ・演技力だけでなく、現場で求められる協調性やコミュニケーション力も自然と身に着く
- ・芸能事務所が運営スクールなら、非公開のオーディションの情報獲得チャンスがある
芸能スクールでの学びを通じて成功体験を積み重ねていくことで、子役として活躍する楽しさや意欲も高まっていくでしょう。
子役を目指す方におすすめの芸能スクール3選
子役を目指す方におすすめの芸能スクールを3校紹介します。
- ・キャストパワーネクスト
- ・アヴィラステージ
- ・テアトルアカデミー
芸能スクールでは、子役として活躍するために求められる基礎スキルから、現場で役立つ実践力など幅広い力を身に着けられます。
それぞれのスクールの特徴を確認し、お子様に合った環境選びの参考にしてください。
キャストパワーネクスト
キャストパワーネクストは、芸能事務所「株式会社キャストパワー」が運営する芸能スクールです。
新人の発掘と育成に特化しており、未経験から挑戦する子役が多いことが特徴です。
レッスンは挨拶や礼儀といった基本からスタートし、演技や歌唱などを楽しみながら学べるカリキュラムになっています。
初めて取り組むお子様でも、毎回のレッスンを通して段階的にステップアップできるため、自信をつけていけます。
また、企業広告や雑誌モデル、CM、ドラマ、舞台、映画、ミュージカルなど、幅広い現場に対応したレッスンが行われており、お子様の適性に合わせて活躍の場が広がる点も魅力です。
▼キャストパワーネクストの詳細はこちら
アヴィラステージ
アヴィラステージは、芸能プロダクション「AVILLA」直結の芸能スクールです。
演技力を身に着けるだけでなく、あいさつや礼儀、コミュニケーションなどの人として大切な力も育てられるのが特徴。
レッスンでは、滑舌や発声の基礎に加え、グループレッスンも取り入れています。
他の子と一緒に学ぶことで、協調性や積極性を自然と身に着けられるのもポイントです。
また、保護者とのコミュニケーションも大切にしており、教育方針や考えを踏まえたレッスンを提案してくれるため、初めてでも安心して通える環境です。
▼アヴィラステージの詳細はこちら
テアトルアカデミー
テアトルアカデミーは、1980年創業の歴史ある芸能スクール兼プロダクションです。
芸能事務所直系のため、スクール所属中からオーディションへの参加や出演機会が多いのが魅力。
子役は0歳から入所でき、年齢ごとにカリキュラムが細かく分かれているため、それぞれの年代に合ったレッスンが受けられます。
さらに、一人ひとりの個性を大切にしながら才能を伸ばしていくための環境も重視しており、その子ならではの感性も磨いていけるでしょう。
全国に12拠点を構えているため、地方在住でも通いやすいスクールとしておすすめです。
（東京校、札幌校、仙台校、大宮校、柏校、立川校、横浜校、名古屋校、大阪校、西宮校、岡山校、福岡校）
子役への道をサポート！まずは芸能スクールを探そう
子役を目指すなら、まずは芸能スクール探しからサポートしましょう。
カリキュラムや雰囲気、事務所とのつながりなど、それぞれの芸能スクールの特徴をしっかり確認して、お子様に合った環境を慎重に選ぶことが大切です。
体験スクールを実施しているところもあるため、お子様と一緒に参加してみてはいかがでしょうか。
当サイトでは芸能スクールを紹介しています。
おすすめのスクールをもっと見てみたいという方は、ぜひ参考にしてください。
